この日は有給をとり、子供たちの学校行事に参加してきました。
小学校も中学校も、毎年1月17日は「つどい」が開催されます。
30年前の1月17日。
私自身は被災していません。ですが縁あって神戸に移住し、今ではすっかり神戸人(自称)です。
神戸に来てから、私が特に強く印象にあるのは、出会ってきた人たちのこと。
ピンチの時も、とにかく快活な方。
見ず知らずの人にも親切な方。
情熱的で自信を持っている方。
ですがこの日が来ると、みんな一様に悲しみを共有し、静かに手を合わせます。
絶望と混乱の中、互いを励まし合いながら立ち上がってきた芯の強さを感じずにはいられません。
現在では神戸の様々なコミュニティで、全国の被災地への活動が行われており、
学校でも授業で防災グッズの商品企画をしたり、募金活動や他県の被災地の学生との交流など、
まさに風化させない取り組みが受け継がれており、改めて考えさせられる一日となりました。